皇子・光源氏が、さまざまな女性遍歴や追放・失脚を経て、世俗の頂点を極めていく物語です。当時好まれていた物語要素をふまえながら華やかな王朝文化が描かれています。
栄華を極めた光源氏の運命は、女三の宮と婚姻してから事態が大きく悪化します。光源氏の苦悩や哀しみなどが心理的に描写されており、とくに「若菜」は学者からも高く評価されています。
光源氏の死後、彼の子孫たちの物語です。自らの出生に疑惑を抱く光源氏の子・薫の君は、厭世的で仏道に心寄せる青年。一方、光源氏の「色事好き」を強く受け継いだ孫・匂宮。この二人と女性たちの仲で展開される悲劇的な愛の物語が宇治を舞台にして描かれています。人間のいだく不安や信仰、愛と救済などがより心理的に描写されています。
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